佐賀県沖の有明海で13日、海苔の種付けが解禁となり、今シーズンの海苔養殖が始まりました。
心配された海水温は適温とされる23度台に下がり、生育に必要な栄養塩もまずまず。
午前6時の解禁に合わせ、一斉に沖へと漁船が出港。
海苔の胞子が付いたカキ殻をつるした網を、手際よく海面に広げる作業を行いました。
凪となった絶好の種付け日和で作業が捗り、網の張り込みは、ほぼ一日で終了しましたが
深夜には、網に胞子が無事付いたか確認するため、網の一部を切り取って持ち帰り、顕微鏡で見る作業をします。
(13日午前7時30分、佐賀市沖の有明海 写真提供:佐賀新聞)